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ferne(フェルネ)

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〈セカイ系〉という言葉を「大切な誰かとの関係」と「世界の終わり」を等価に扱う概念として解釈し、疫病と戦争の時代となった2020年代文化を読み解くキーワードとして捉える出版プロジェクト『ferne』。本書籍はその創刊号です。 気鋭のアーティスト=詩人による新海誠論や、中世哲学研究の第一人者が語る〈セカイ系〉、人気ライトノベル作家へのインタビュー、大ボリュームの座談会など、多彩なコンテンツを収録。 ■収録内容 【巻頭言】 「セカイ」から、再び始めるために 北出 栞 【論考】 青空と神話——ドイツ・ロマン派の芸術観から探る「セカイ系」のアクチュアリティ 北出 栞 【座談会】 「セカイ系文化論」は可能か?——音楽・映像の交点からたどり直す20年史 柴 那典+渡邉大輔+北出 栞 【論考】 この手のなかに溶けゆく世界——新海誠とAppleにおける流体のマテリアリズム 布施琳太郎 【インタビュー】 セカイ系とは、哲学そのものである 山内志朗 【論考】 実存と救済——男性主人公の「僕」と戦闘美少女の「君」からなる物語の構造 高橋 幸 【論考】 セカイ系を再定義する——あるいは、『イリヤの空、UFOの夏』をもう一度考える 平野遥人 【インタビュー】 いま「セカイ系」物語を書くということ 岬 鷺宮 【論考】 不可能性としてのセカイ系——杉井光の忘却の否定神学について 王 琼海 【座談会】 セカイ系・日常系・感傷マゾ——フィクションと私たちの関係、20年間のグラデーションを探る サカウヱ+ヒグチ+わく+北出 栞 【エッセイ】 プライベイト 慈 【年表】 セカイ系作品クロニクル 1995-2021 編集後記 デザイン・組版:竹久直樹 表紙イラスト:木村 勇

ferne(フェルネ)
〈セカイ系〉という言葉を「大切な誰かとの関係」と「世界の終わり」を等価に扱う概念として解釈し、疫病と戦争の時代となった2020年代文化を読み解くキーワードとして捉える出版プロジェクト『ferne』。本書籍はその創刊号です。 気鋭のアーティスト=詩人による新海誠論や、中世哲学研究の第一人者が語る〈セカイ系〉、人気ライトノベル作家へのインタビュー、大ボリュームの座談会など、多彩なコンテンツを収録。 ■収録内容 【巻頭言】 「セカイ」から、再び始めるために 北出 栞 【論考】 青空と神話——ドイツ・ロマン派の芸術観から探る「セカイ系」のアクチュアリティ 北出 栞 【座談会】 「セカイ系文化論」は可能か?——音楽・映像の交点からたどり直す20年史 柴 那典+渡邉大輔+北出 栞 【論考】 この手のなかに溶けゆく世界——新海誠とAppleにおける流体のマテリアリズム 布施琳太郎 【インタビュー】 セカイ系とは、哲学そのものである 山内志朗 【論考】 実存と救済——男性主人公の「僕」と戦闘美少女の「君」からなる物語の構造 高橋 幸 【論考】 セカイ系を再定義する——あるいは、『イリヤの空、UFOの夏』をもう一度考える 平野遥人 【インタビュー】 いま「セカイ系」物語を書くということ 岬 鷺宮 【論考】 不可能性としてのセカイ系——杉井光の忘却の否定神学について 王 琼海 【座談会】 セカイ系・日常系・感傷マゾ——フィクションと私たちの関係、20年間のグラデーションを探る サカウヱ+ヒグチ+わく+北出 栞 【エッセイ】 プライベイト 慈 【年表】 セカイ系作品クロニクル 1995-2021 編集後記 デザイン・組版:竹久直樹 表紙イラスト:木村 勇